書名 |
古代日本の穢れ・死者・儀礼 |
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著者 | 尾留川 方孝∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | ぺりかん社 | |
出版年 | 2019.1 | |
ページ数 | 586p | |
大きさ | 22cm | |
ISBN |
4831515264, 9784831515261
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内容紹介 |
奈良・平安時代における朝廷と貴族社会では、死者/死体をどのように理解していたのか。古代日本における死者観念の成立と変遷を様々な文献と事例から詳細に跡付けた独創的な研究成果をまとめる。
内容:死者観念に関する先行研究とその限界. 神祇祭祀との関連からみる穢れ規定. 年中行事の成立と神祇祭祀の地位の変化. 由来を異にする儀式間の交渉と年中行事. 日本の神祇祭祀と唐の祭祀との差異. 穢れ規定成立時の「人死」の内容とその由来. 吉礼と凶礼の択一関係と穢れ規定. 摂関期の天皇の喪葬とその対立軸の変化. 穢れの相対性. 朝廷の穢れと神社の穢れ. 二つの穢れの融合. 埋葬後の天皇を対象とする儀礼にみる死者観念. 埋葬後の官人への儀礼からみる死者の形態と場所. 輪廻観念の解体と因果の及ぶ限界. 滅罪の一時的滞在地としての地獄. 冥界の空間構造と死者の身体性. 「異相往生」は浄土にたどりつけたか. 『往生要集』は遺体を尊重する儀礼の理論的根拠となりうるか. 『栄花物語』に描かれる浄土信仰とその基底. 二十五三昧会における遺体尊重と死者観念. 死者の扱いおよび存在の形態と空間
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キーワード | 日本-歴史-古代 他界観念 日本-風俗・習慣-歴史-古代 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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椎葉村図書館 | 心 - 121 | 210.3/ビ | 100008502 | 一般図書 |
貸出できます
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