地理や歴史、世界観や経済などの多様な要因を丁寧に検討することによってはじめて、「戦略」というものの全体像が浮かび上がってくるのである。その具体例として、下巻ではナチス・ドイツ、イスラエルから第二次世界大戦後のアメリカまでの事例を収録。

内容:イデオロギー戦争への道 ヴィルヘルム・ダイスト著 川村康之訳. 帝国の崩壊 ウィリアムソン・マーレー著 小谷賢訳. 無知の戦略? エリオット・A・コーエン著 塚本勝也訳. 安全の幻想 ロバート・A・ダウティ著 小窪千早訳. 階級闘争の戦略 アール・F・ズィムケ著 大槻佑子訳. イスラエルの戦略の進化 マイケル・I・ハンデル著 塚本勝也訳. 核時代の戦略 コリン・S・グレイ著 大槻佑子訳. おわりに-戦略形成における連続性と革命 マクレガー・ノックス著 道下徳成訳