2019年に国交樹立100周年を迎えるフィンランドと日本。両国を結ぶ現象や人々を、具体的かつ分かりやすい視点で考察し、100年間の交流の歴史と未来への展望を論じる。

内容:ラクスマン親子の物語 オラヴィ・K・フェルト著. 日本によるフィンランドの独立承認、1919年5月 稲葉千晴著. 遠方の友 パウリ・ヘイッキラ著. フィンランド・ブランド ラウラ・イパッティ著. EUと日本の関係 バート・ガンズ著. 日本・フィンランド間の貿易 エルヤ・ケットゥネン著. 成長の経路 ユハ・サヒ著. 北方開発 ユハ・サウナワーラ著. 日本の核燃料サイクルにおけるディレンマ 島本マヤ子著. 日本とフィンランドの視覚芸術の社会的意義と近代国家の確立 ミカ・メルヴィオ著. 建築と超越 カイサ・ブロネル‐バウエル著. ヘルシンキの母と3人の日本人の息子 リトバ・ラルバ著. 日本におけるフィンランドの紹介 小川誉子美著. 親密な音色 チェン・イン・シェン著. フィンランドと日本のタンゴブームから垣間見る両国共通の歴史的・社会的背景 ナインドルフ会田真理矢著. 文化的もつれの物語 セイヤ・ヤラギン著. 在日フィンランド人の談話に見る言語の意義と社会参加 リーサ‐マリア・リヒト著. 日本語話者とフィンランド語話者の現在と未来 リーッカ・ランシサルミ著. 高等教育機関は「グローバルな問題」に対応する教員養成を実現できているか 植松希世子著 永田忠道著