長く生きすぎたと自らを嘲笑する美術家、篠田桃紅。105歳を超えてなお、筆と向き合い作品を発表する。「歳と折れ合って、面白がる精神を持つ」「多くを持たない幸せ」。生涯現役を貫く著者が残す、後世へのメッセージ。