2020年の末に仕込んでいた新着棚が、年明けとともにお披露目されています。
「新年最初の出逢いに新着本」と題した今回のPOSCAアートには新年らしく「一富士二鷹三茄子」!そういえば皆さま、初夢はどんなものだったか覚えてらっしゃいますか?クリエィティブ司書・小宮山はまったく記憶にございません・・・。
初夢は記憶にないけれど、新着棚の様子はバッチリ記録におさめました!全冊写す勢いで写真に撮りましたので、お披露目させていただきますね( ˘ω˘ )
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まずは漫画から・・・。『からかい上手の高木さん』。胸がきゅんとなる切なさとドキドキが詰まった名作です!
『ぐらんぶる』。ちょっとおバカ系ですが、青春のワンシーンが瑞々しい漫画です。
購入リクエストをいただいていた『くーねるまるた:ぬーぼ』と、完結した『コウノドリ』!
『ワカコ酒』で有名な新久千映さん流お酒の飲み方。
次は絵本。遅れてやってきたクリスマス絵本に、ゆび絵本・・・。
今の時代とっても大事な『てあらいできるかな』。
椎葉村にとってとても大事な一冊といえるでしょう。『那須野与一』。
絵本というわけじゃないけれど、読んだらやってみたくなる鬼ごっこシリーズを先にご紹介。
自分らしくありたいきみへ。『ぼく、ひつじじゃなくてぶたなんだ』。
蜜蜂本は迷わず入ってきます、ぶん文Bunだもの。
皆さんはコヨーテという誇り高い動物をご存知ですか?
今月は海外文学も豊富。フィッツジェラルドの遺作『ラスト・タイクーン』が豪華版で入りました。
台湾文学新世代を惜しげもなく購入。アジア文学、これから来ますよ。
香港で紡がれたこんな一冊もご寄贈いただきまして、併せてディスプレイしております。
宮崎本大賞を受賞した『木曜日にはココアを』をはじめとする小説たち。
そしてアメリカで最も権威のある全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞された柳美里さん。『JR上野駅公園口』は大人気につきすぐには購入できませんでした・・・。
そしてここから続く「本の本」たちの写真リレー。はい、むちゃくちゃ本の本を購入しました。まずは辻村深月さんの『図書室で暮らしたい』。
阿久津隆さんの『読書の日記』はその分厚さに驚きつつも、ついつい読みたくなる感じです。
『本のリストの本』やミシマ社さんの『THE BOOKS』はもはや定番でしょうか。『インバスケット読書術』にも手を伸ばしてみました・・・。
このあたりはもう少し踏み込んだ(?)本の本とでも言うべきか。重厚です。
「新井賞」で有名な書店員新井さんの『本屋の新井』も仕入れてみました。橙書店さんは熊本にあるので、椎葉から行ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
はい、むちゃくちゃたくさんありますね。「本好きの方だけの場所じゃない」ということを意識しながらぶん文Bunの選書を行ってきましたが、2020年の最後に「本好きだぜ!」というエネルギーが爆発したかたちです( ˘ω˘ )
そしてヒグチユウコさんの画集も入れることができました。こちらは『CIRCUS』と・・・。
『BABEL』が入りました。
「ことば」にこだわる本も入っています。
なんだか、読んでみたくなりませんか?
『フェルミ研究所』。YouTuberさんで有名な方と知らず、面白そうだと思い買ったという経緯があります(笑)
ビジネス本も手厚く。『THE TEAM:5つの法則』や『考える技術・書く技術』、また『イシューからはじめよ』といった定番本。実は今までぶん文Bunにはありませんでした。
「総合計画」、「イノベーション」、「デジタル化」。そんなワードが躍る本棚。
なんとなく行ってみたくなる。そんな心をかきたてるような本たちです。『CREAM SODA』なんてそそられませんか?
そしてこれは、とても遠くにいきたくなるような本たちです。
『引き算のデザイン』やチョークアート本をいくらか購入。
『天井美術館』。何それ?と思いつつ、開いてみたくなりませんか?
これは廃墟好きにはたまらん一冊であります。『東西冷戦時代の廃墟図鑑』。
『人はなぜ憎しみあうのか』。そして災害対策のための『台風防災の新常識』。
コロナ禍の後のこと、今の日本のこと、時代のこと。
情報過多の今こそ必要?『情報断食』。
未だに大統領の座から降りないこの方も・・・。『世界一危険な男:「トランプ家の暗部」を姪が告発』。
「ざんねんな」シリーズってだいたい面白いですよね!
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とってもたくさんありましたね(笑)
椎葉村図書館「ぶん文Bun」の新着本は、およそ一ヵ月が過ぎると「柱棚」から23ある各テーマへと振り分けられていきます。
柱棚にあったはずの本が無くなっている・・・。もしかするとそれは、新着棚から常設棚へと移っていったからなのかもしれません。ぶん文Bunにある本の置き場所や貸し出し状況は「ぶん探」で探すことができますし、職員にお尋ねいただければお調べさせていただきます。ぜひお気兼ねなくお話しかけくださいね!
新年も頻繁に入れ替わる「新着本」。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
クリエィティブ司書
小宮山 剛