みんなで生きるにあたり、ルールは楽だし必要なものです。基本的には。
しかし、もしルール=理不尽であるならば?
あるいは、ルールそのものがまだ存在しないならば?

というわけで、自力でチャレンジしてみる新着本、入りました。

 

では、細かく見ていきましょう。

↑ しっぱいなんかこわくない! と言うからには人間、失敗が怖い。果敢にリベンジに挑む若き発明家、果敢に未知の味に挑む若き研究者、果敢と躊躇のあいだで揺れる若者たちに向けた本たち。

↑ その下。ガラスの天井を超える女性画家。絵画の世界に入り込む少女。そして絵画や夢と現実の境すらあいまいに。

↑ そもそも世界の国境は揺れ動くものでした。アートで見る世界、現実の国境争い、想像の中の「辺境」、 国内で密かに息づくBL、国境を超えたオモチャたち……???

(今月の1冊!)
『ビジュアルアトラス 辺境見聞録』(ブルーノ・レゲ、日経ナショナル ジオグラフィック)

↑ 越境は続きます。異国の魔法使いの元へ行く少女、強国を突き崩す魔女を目指す少女。動物だって旅します。船旅するネズミ、ともだちにあいにいく犬、現場に行くモグラ、どこか行きのバス。

↑ そして、各々の土地に暮らす人々。各々の土地でつづられた物語。各々の土地にまつわる食事。ついでに各々の土地から集まった大博覧会……???

↑ 食事の話が出ましたので、今回も来ました食べ物特集。いつもの料理本からみんな大好きパンどろぼう、バーチャルホットケーキ作り体験本、おにぎり本。さらに肉を食べない本なんてのも。

↑ そして我々の足もと、日本。ノンフィクションで読む社会、小説でえぐる社会、その根本になる「言葉」。

↑ 日本の動物、世界の動物、むかしの動物。食べたり、食べられたり、飼われたり、嫌われたり。

(今月の1冊・おかわり!)
『図鑑 日本のむかで』(奥山風太郎、太田出版)

↑ 嫌いとか、辛いとか。とかく難しい「こころ」「思考」「主義主張」の問題と、その理解の仕方、付き合い方。解決の仕方はなかなかありませんが、せめて読みましょう。そして考えましょう。

↑ そんな難しい世の中で、はたらくおとなのみなさん。警察、消防、動物飼育、世界平和維持、そしておしごとが決まらない方まで、日々お疲れ様です。

↑ 大人の根っこにも学びがあります。最新のAI技術。ハマると抜けられない科学のあれこれ。そしてやめられないとまらない読書、いや読まない人もいるね。

↑ スポーツも大事な学びの第一歩。野山へ出る、知恵を働かす。怒られることなくのびのびと、失敗なんか恐れずに(キリよく最初に戻る)。

上手いこと言えたひとも、なんか上手く行ってないひとも、ぶん文Bunにどうぞお越しください。
本なんか読みたくないよってひとも、窓からの景色が最高だよ。

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今回の特集棚&ブログ記事は、夏バテと言いながら食欲が止まらない「飛び出す司書」。
チョークアートは、そんな飛び出す司書の餌付けに成功した「灯り照らす司書」が担当しました。

食えるうちは健康。

(今月の1冊・もう一丁おかわり!)
『かがみのえほん きょうの おやつは』(わたなべ ちなつ、福音館書店)

2024年 (令和6年)
9月17日(火)
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