椎葉村図書館「ぶん文Bun」(以下、「ぶん文Bun」)では、村内・村外の遠隔地に在住する方にも図書館の本を楽しんでいただくために、そして世界中の方々とのつながりを大切にするために、遠隔地支援サービス(遠隔地貸借)を新たに開始いたします。
遠隔地支援サービスとは、椎葉村の集落支援員による運搬や郵送等により、図書を館外利用(貸出)する際に必要な利用者カードの作成から図書の館外利用・返却までの利用について、遠隔地からでも来館することなく利用可能にするサービスです。
また、図書館で一般に行われている「相互貸借」についても同時に開始し、宮崎県内外の図書館と連携した資料利用機会の拡充に努めてまいります。ぶん文Bunの資料を利用されたい場合は左記の遠隔地支援サービスをご利用いただくか、最寄りの図書館等からぶん文Bunへの相互貸借をお申し込みください。また、椎葉村内に在住・在勤の方におかれましては、宮崎県立図書館をはじめとする他図書館等の資料について相互貸借サービスを活用した利用が可能となっております。
※なお、遠隔地支援サービスや相互貸借に関する詳しい規定は椎葉村図書館管理運営規則をご確認ください※
※遠隔地支援サービス(遠隔地貸借)と相互貸借での貸出冊数・期間・貸出不可資料については下記の通り※
椎葉村図書館「ぶん文Bun」遠隔地貸借規則
・貸出冊数:10冊まで
・期 間:30日間まで(資料搬送に要する日数を含む)
・延 長:不可
・貸出制限①:新着図書(受入日から6か月以内は貸出不可)
・貸出制限②:禁帯本、視聴覚資料、大型絵本、コミック類、雑誌、その他貴重書等
・貸出制限③:話題本、貸出が多く見込まれる本、その他弊館が貸出を適当でないと判断する資料
◆遠隔地支援サービス(遠隔地貸借)について
【村内在住の方】
郵便か集落支援員の代行・運搬による利用者カードの作成申し込みが可能です。また、集落支援員の代行・運搬もしくは郵便での利用者カードの受け取りと、配達記録を追跡可能な郵送等を用いた図書館の本の館外利用が可能です。
STEP1:利用者カードの作成
利用者カードをまだお作りいただけていない方は、記入済みの「図書館外利用許可申請書」(様式第2号)と身分証明書(運転免許証・保険証・学生証等)の写しを、ぶん文Bun宛に郵便(この場合郵送料金はご負担ください)または集落支援員の代行・運搬にてご送付ください。
ご送付先:〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1829-57 椎葉村図書館「ぶん文Bun」
STEP2:利用者カードのお受け取り
STEP1にて利用者カードの作成をお申し込みいただいた方には、ぶん文Bunから利用者カードをお送りいたします。
STEP3:図書を借りる
ぶん文Bunの蔵書のうち館外利用を希望するものについて「遠隔地貸借依頼書」(様式第4号)に必要事項をご記入のうえ、郵送等(この場合郵送料金はご負担ください)、集落支援員の代行・運搬、または電子メール(宛先:
※ぶん文Bunの蔵書をウェブで検索することができます(椎葉村図書検索「ぶん探」)
STEP4:図書を返却する
ぶん文Bun宛に、借りた本と同封されている「ゆうパケット」または「レターパック」等を用いてご返送ください。本の保護については、受け取り時に利用されている緩衝材を再利用するなど可能な限り衝撃を和らげ水濡れを防止する工夫を施し梱包してください。
【村外在住の方】
郵便による利用者カードの作成申し込みが可能です。また、郵便での利用者カードの受け取りと、配達記録を追跡可能な郵送等を用いた図書館の本の館外利用が可能です。椎葉村外在住の方に関しましては、すべての遠隔地支援サービスにおいて発生する郵送料等をご負担いただくかたちでサービスを実施いたします。
STEP1:利用者カードの作成
利用者カードをまだお作りいただけていない方は、記入済みの「図書館外利用許可申請書」(様式第2号)と身分証明書(運転免許証・保険証・学生証等)の写しを、ぶん文Bun宛に郵便にてご送付ください。
ご送付先:〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1829-57 椎葉村図書館「ぶん文Bun」
STEP2:利用者カードのお受け取り
STEP1にて利用者カードの作成をお申し込みいただいた方には、ぶん文Bunから利用者カードをお送りいたします。この場合の郵送料等に関しましても、ご利用者様のご負担となります。
STEP3:図書を借りる
ぶん文Bunの蔵書のうち館外利用を希望するものについて「遠隔地貸借依頼書」(様式第4号)に必要事項をご記入のうえ、郵送等(この場合郵送料金はご負担ください)または電子メール(宛先:
※ぶん文Bunの蔵書をウェブで検索することができます(椎葉村図書検索「ぶん探」)
STEP4:図書を返却する
ぶん文Bun宛に、配達記録を追跡可能な郵送等(レターパック、ゆうパック、ゆうパケット等)にてご返送ください。本の保護については、受け取り時に利用されている緩衝材を再利用するなど可能な限り衝撃を和らげ水濡れを防止する工夫を施し梱包してください。
・・・万が一資料を毀損・滅失した場合は、椎葉村の規定に基づき賠償していただきます。その場合、賠償に係る費用・郵送等の料金については居住地を問わず一切をご負担いただきます。まずは資料の状態を確認して手続きをお進めいただきますので、毀損・滅失の怖れがある場合はぶん文Bunまでご連絡ください。
ご連絡先 → Mail:
◆相互貸借について
①椎葉村内に在住する方が他の図書館等の資料をぶん文Bunにて閲覧したい、または館外利用したい場合。
→ 「相互貸借による資料入手の依頼書」(様式第5号)にご記入いただき、相手先の規定に基づくかぎりにおいて資料を利用できるようぶん文Bunが手配いたします。相手先の規定により、左記以外の申込書や料金等が発生することがあります。
②ぶん文Bunの資料を、最寄りの図書館等を通じて利用したい場合。
→ 最寄りの図書館に定められた規定に基づき、ぶん文Bunへの相互貸借申し込みを行ってください。
なお、上記に別途記載の「遠隔地支援サービス(遠隔地貸借)」を通じて、ぶん文Bunから直接資料(本)をお借りいただくことも可能です。
以上の通り、椎葉村図書館「ぶん文Bun」では遠隔地支援サービスと相互貸借に関する制度を整備しております。
・・・と申しておいて何ですが、一冊一冊の図書を郵送で受け取るのと、ぶん文Bunの独自ディスプレイのなかでその本を眺め・選び・迷いながら手に取るのとでは、もう何倍もの感動差があります。「本を探す」ではなく「本と出会う」ことを念頭に本と本とのむすびつきを考え抜いて編みこまれたぶん文Bunの特別な本棚を、ぜひ現地で見ていただきたいなと願っております。
コロナ禍、椎葉村の遠さ・・・と障壁は多くありますが、この地での感動をより多くの方に味わっていただけるようこれからも邁進いたします。