https://www.asahi.com/articles/ASN6Q6SK9N6MTNAB009.html
↑過去の記事なのですが、椎葉村図書館「ぶん文Bun」の小宮山剛として朝日新聞さまに書いていただきました。
(2020年6月23日火曜日 デジタル版 宮崎「ひむかの人」)
椎葉村交流拠点施設Katerie(かてりえ)内で7月18日にオープンした図書館「ぶん文Bun」についての記事です。紙面版ですと「本だけでない 心の居場所に」と、もっと素敵なタイトルをつけていただきました。
さてせっかくの新聞記事掲載に合わせて、以下にはクリエイティブ司書本人の意向や意志を主に記載しております。朝日新聞さまの記事をデジタル版でお読みいただくのとあわせて、ご覧いただけますと幸いです。
(本は、読ませるものでなく魅せるものである)
図書館って、どんな場所でしょう・・・。
・図書館は本好きでないと楽しくない
・図書館は静かで厳かで張りつめた場所
・図書館の本は、借りて自宅などで読むのがいい
・本を読みなさい
・本は読むもの
↑椎葉村図書館「ぶん文Bun」はこういったもの全てをくつがえし、生涯にわたり「かっこよく学べる」とはどういうことかを表現する場所でありたいと考えています。
(クリエイティブ司書、小宮山剛です)
凛とした人、というと月並みなのですが…。芯から「かっこいい」女性や男性って必ず、自分なりの自己修養サイクルなりシステムをもっていると思うのです。そんな自分スタイルや生き方が生まれ、身につく場所として成長し続けたい。生み出したいのは「本を読む場所」ではなく、「本があるに相応しい場所」。
…日本三大秘境椎葉村の地で2020年7月18日にオープンした「ぶん文Bun」。どうぞ画像でご覧ください。
(こちらは「環」(食べる)の棚にできた酒コーナー)
図書館と地域をむすぶ協議会さま(太田剛チーフディレクター)プロデュースで構築しているぶん文Bunの本棚は「排架する」でも「並べる」でもなく、「編む」「組む」「結ぶ」の有機的な知の体系なのです。だから、なかなか一筋縄ではいきません。なかなか手は抜けません。
なぜなら、これほどまでに立体的な本棚で「図書館」をくみ上げるのは、まず日本初でしょうから。この多次元で途方もない実世界に「本を使った表現」でできるだけ近づくためには、こうするほかなかったのです。
(開館した直後はコロナ禍の只中、キャラクター「コハチロー」もマスク…泣)
(図書館でおすすめ書籍を紹介してくれるコハチロー)
(コハチローはぶん文Bunに住むニホンミツバチ。那須大八郎に憧れる「ごほん」大好きなやんちゃ者です)
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ちなみに開館以前からKaterieのTwitterやコハチローのささやき、Katerieのフェイスブックでも発信を続けてまいりました。今後もどんどんつぶやき、ささやいてまいりますので、どうぞフォローのほどよろしくお願い申し上げます!
椎葉村図書館「ぶん文Bun」、そこに住むニホンミツバチのキャラクター「コハチロー」、そしてコハチローと毎日丁々発止の「クリエイティブ司書小宮山剛」。どうぞそれぞれにほどほどに、可愛がっていただければと思います。
(クリエイティブ司書 小宮山剛)