2021年最初のぶん文Bun特集は「新時代のともだち」。今回の主役は「ずっとともだち」というワードが似合うあの人気者です!
椎葉村図書館「ぶん文Bun」では、小学館さんが2020年末に発売した「100年ドラえもん」という企画商品を購入致しました。「ドラえもんが生まれる22世紀まで読み継がれる漫画」としての、豪華で丈夫なドラえもんコミック集です。
タイムふろしきのを使ったディスプレイでドラえもん気分は上々です。ドラえもんのコミックだけでなく「引くえもん」(完全索引巻)、「ドラ絵もん」(カラー画集)まで揃っています!
箱も超豪華。余すところなく展示に使わせていただきました。
二人も嬉しそうです。
さてドラえもんを主役に展開する今回の特集は「新時代のともだち」。ということで、ドラえもんに関連する本や「ともだち」に関する本を集めてみました。
「ネコ」型「ロボット」ドラえもん・・・叶えもん!?
岩合光昭さんの写真集は、ドラえもんがネコ型ロボットでなくても置きたいくらいです。
アニメ、SFの世界を探りつつ、ロボットと比較した「人間とはなにか」を探ります。
ドラえもんも言ってしまえば「AI」・・・?。
じゃあ今の世の中に生きている「人口知能と友達になれる?」のか、わかりやすそうな解説本から読み解いてみましょう。
ドラえもんを本当に開発しちゃう人が、ぶん文Bunから生まれますように。
ぶん文Bun館内で自由にお読みいただける雑誌『Newton』と『かがくのとも』。大人も子どもも、ドラえもんを読んだら科学の不思議を探らずにはいられません。
そして定番の科学本たち。『怖くて眠れなくなる科学』、『空想科学読本』。
ドラえもんさんはネコ型ロボットということで、館内の猫本をほんのすこしだけ集めてみました。ぶん文Bunには、猫がかな~りあります。
「たいせつなともだち」を思い出させてくれる絵本たちをぐるり。tupera tuperaさん、ヒグチユウコさん、中川李枝子・山脇百合子両氏、島田ゆかさん。
絵本界のオール・スター結集という感じ。
「ともだち」といえばこちらですよね。表紙がたまらなく可愛い。
そしてこちらも・・・「ロボット」ではないけれど「人間ではないやさしいともだち」として『金色のガッシュ!!』に来てもらいました。
広がれ、ともだちの環!
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今回の「新時代のともだち」には、「これからの『ともだち』にはいろんなカタチがあるよね」という意志を込めています。動物に、ロボットに、そして魔物に・・・。本当は妖怪や化物にもともだちはいると思うのですが、もう棚に入りきらないのでまたの機会に・・・!
ちなみに今回の特集棚チョークアートは、はじめてクリエィティブ司書の小宮山が描いてみました!
ドヤァドヤァ!!!( ˘ω˘ )!!!ドヤァドヤァ
その苦労の跡筋を、放送可能なかぎりでお披露目いたします・・・↓
企画初期段階。おはなしにならない「ドラえもん」ラフ画でした。とある方から「コロ助では?」と言われました。
企画中期段階。文字でなんとかごり押しを図ろうとしています。
企画最終段階。簡単なポーズなら上手く描けるようになってきました・・・?
企画実施段階。しかしこれがチョークアートとなると上手くいかない。亡霊になっちゃいました・・・。
もう本当に、なんとかカタチにしたという感じです。次回からはまた、上手なほうの図書館職員が描かせていただくと思います。小宮山はお絵かき禁止ですね・・・。
コハチローも、とても悲しそうな顔をしています。不満そう・・・?
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以上のとおり、どうしても「『ドラえもん』がここにあるよ!!」とお示ししたいがために、大作品の真似をするようなかたちで恐縮ながらチョークアートを施させていただきました。
ちなみに2021年1月4日時点では「『100年ドラえもん』は2020年8月31日(月)で予約お申し込みを締め切りました」とあります。ただし私どもが予約を申し込んだ際は「一次予約」とありましたので、また今後販売される可能性もあるのかと思います。気になる方はぜひ、下記URLから情報をチェックしてみてください。
https://www.shogakukan.co.jp/pr/100dora/
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また余談でありますが、常設の特集棚である「林遣都さん推し棚」に、19歳の時に発売された写真集『Clear』と、2020年12月6日に30歳の誕生日を迎えることを契機に発売された『THREE TALES』が入荷しました!
ぶん文Bunへお越しの際は、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。
クリエィティブ司書
小宮山剛